「Silent Speech」瀬戸正人×鄒雷 対話展が大連にて開幕
9月30日、キュレーター趙磊氏が企画した「Silent Speech」瀬戸正人×鄒雷 対話展が、中国・大連の D.FOTO アートスペースにて開幕しました。大連各界から多くの写真愛好家が来場し、日本国・在瀋陽総領事館が公式後援として参加。領事事務所首席代表の濵田伸子氏が出席し挨拶を行いました。また、パナソニック オートモーティブシステムズ中国総裁の中川裕佑氏をはじめ、企業関係者からも祝花が寄せられました。
本展は “Photographs always speak, even in silence.(写真は沈黙の中でも語り続ける)” をテーマに掲げ、瀬戸正人氏の《Silent Mode》シリーズ30年の創作の軌跡を紹介するほか、鄒雷氏が CG 技術と生成 AI を用いて制作した近未来的な「Silent Mode」シリーズ作品、そして観客参加型のインタラクティブ作品も展示されています。
「沈黙」は空白ではありません。それは露呈であり——微かな表情、時間の伸び、呼吸と間(ま)が重なり合うことで、イメージの倫理的フィールドが形成されます。鄒雷氏は瀬戸正人氏のポートレート実践を参照しながら、生成アートとインタラクティブ装置を用いることで、鑑賞という行為を一方向の権力関係から、多方向に流動するプロセスへと拡張しています。(キュレーター)
写真と新しいメディアが並置されるとき、鑑賞の条件は再び書き換えられます。デジタルアルゴリズム、インタラクティブ装置、映像再現技術は、伝統的な写真の指標性(indexicality)を中断します——しかし同時に、新たな「存在感」をも生み出します。観客は触発され、反射され、イメージはもはや受動的に展示されるものではなく、対話の場として立ち上がるのです。(キュレーター)
濵田首席代表は挨拶の中で、今回の展覧会の主役である瀬戸正人氏と鄒雷氏お二人の立ち会いのもと、大連でこれらの作品を鑑賞できることを大変嬉しく思うと述べ、写真展を通じて、日本と大連の文化交流がさらに深まることを期待すると語りました。
キュレーター 趙磊 氏が開幕式を司会し、挨拶
瀬戸正人 氏 来場・挨拶
鄒雷 氏 挨拶
濵田伸子 首席代表 挨拶